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ボードゲーム会魔王の告知ブログです。

第1回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました

運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。

●開催日時
平成26年10月12日(日)13:15〜20:30


●会場
藤枝市生涯学習センター2F 第1学習室
藤枝市茶町1−5−5

●参加者(敬称略)

  1. NACK
  2. 今 真夏(@wakasayamax)
  3. しゅだっち(@syudacchi)
  4. borge4 (@borge4)
  5. しゅー
  6. かい
  7. にった/あらい(@nobuhiron)
  8. kgw
  9. いいとも(@etomo_bg)
  10. かんだ(@kakedasu)
  11. ITO
  12. スズ
  13. みべに
  14. えこえこ(@ecoecoa)
  15. Tetsuo(@TetsuoSara)
  16. mikio(主催者 @mikio_at_ikarum)


●頂き物の紹介

kgwさんから綾鷹を頂きました。
ありがとうございます。


●雑感

記念すべき第1回は、参加者16人となかなかの盛り上がりでした♪

今回もインスト込みで概ね60分以内に終わる中・軽量級ゲームがよく遊ばれていました。
DIXIT、スタンプス、ノイ、ラブレターあたりは早くも『魔王』の定番ゲームになりそうな予感です。

個人的に印象に残っているのはやはりしゅだっちさんの持ち込みのゲームですね。
今回はラインレンダー、ビッグシティ、ドメインが遊ばれていました。
わたしもラインレンダーをプレイしましたが、あの美しいコマの塗装は一遊の価値有りです。
しゅだっちさんのドメインをプレイしたかったらしいTetsuoさんはタイミングを逃してしょんぼりしていました。しょんぼりずむ。

それからアグリコラ。今回は初めてプレイする人もいたので『魔王』農業部長のしゅーさんによる構築済みデッキで遊んだそうです。職業、進歩はアグリコラの華ですが、最初はちょっととまどうこともあると思うので、これは良いアイディアだなと思いました。

わたしも『魔王』魔王部長としてダンジョンクエストの卓を立てました。いいともさん曰はく「ツイッターでダンジョンクエストの話題が頻繁に流れてくるので気になっていました」とのことですが、一体誰がそんなことを……もちろん全滅しました。本当にひどいゲームです。ゲームとはうごごご。

カードゲームではぺけさんのアートワークが好評で、うそつきかわうそからアルパカパカパカにハシゴする卓もあったようです。最近再販された交易王も遊ばれていました。

八時半過ぎに挨拶からのお片付け。
みなさんの協力のおかげで迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。


ボードゲーム置き場の様子

机3台分。今回もなかなか集まりました。

ロココの仕立て屋に興味を持った方がいたのに時間の関係で遊べなかったのは残念でした。好きなゲームなので、いつか当ゲーム会でも遊んでみたいものです。

片付けの時にチーキーモンキー(背中を向けているさるのぬいぐるみ)がゲームなのだと知って驚いた方もいました。


●遊ばれたゲームの紹介

DIXIT

NACKさんのリクエストでゲーム会開始後すぐに卓が立ちました。
主催者的にもルールが簡単でインストしやすので重宝するゲームです。
強いて言うなら結果ごとの点数計算方法をカードにプリントしておくと便利かも知れませんね。インストしてすぐに離席したので遊んでいる様子は見ていないのですが、ウサギコマが上手く立てられないことで盛り上がっていたのは確認済みです(笑)。


王宮のささやき

あらいさんお気に入りのカードゲーム。
手番に1枚カードを出していくだけのシンプルな内容ながら、特殊効果で結構ドラマチックな展開になるのだとか。一度遊んでみたいゲームです。


5本のきゅうり

わたしお気に入りのトリックテイク。
トリックテイク界屈指のシンプルなルールときゅうりのうざさが魅力のカードゲームですが、さすがに時間調整の1ラウンドではちょっと魅力を伝えきれなかったかも。


ノイ

わたしお気に入りのバースト系ゲーム。
ショットで的確にバーストさせると盛り上がるんですよね。


ラインレンダー(ライン公国)

しゅだっちさん持ち込みゲームその1。
美しいライン川のほとりで行われる陣取り合戦。
ですが、領土の広さにあまり意味はないという(笑)。
都市や城、修道院などの拠点を抑えることが重要なのであって。
さらに他人の領土を併合すると慰労金(?)が支払われてしまうのです。
さらにさらにゲーム終了時、地図上にある侯爵コマ1個につき5点(高得点!)になるので、一極集中はあまりおいしくない。
しかしマップにコマが増えてくる中盤以降は衝突が増え、好むと好まざるにかかわらず巨大帝国が誕生します。軍事的優位にあるプレイヤーはいかに効率よく点数を稼ぐかで悩み、軍事的劣位にあるプレイヤーは生存戦略でキュウキュウとする。そんなゲームでしょうかね。

数字が書いてあるカードをプレイしてコマを配置するだけで、これだけ複雑な陣取りゲームになるというのはなんだか不思議な感じがしますね。もっともプレイ時間は40分ほどなので、結構あっさりめで「え? もう?」という感じでした。何人かのプレイヤーから「これは繰り返し遊びたい」という意見もありましたしね。わたしも同感です。

テーマとシステムがそこそこマッチしてることを含めてあまりクニツィアさんらしさを感じないゲームですが(笑)、これは隠れた名作と言えるのではないでしょうか。


アグリコラ

4グリですね。家族を増やすアクションが1つしかないため一番苦しいと言われる4人戦ですが、食料で困ることはあまりないので、初めて遊ぶには良いかもしれません。あと、右の赤い個人ボードが気になります。


ゾフィンズー

大富豪のようなゲームらしいです。
可愛い絵だったのですが、実は弱肉強食をテーマにしているとか。


ごきぶりサラダ

ゴキブリポーカーに続くごきぶりシリーズ第二弾は、リズムアクションゲーム(?)。
わかっていてもついつい間違えちゃうんですよねえ。


シンデレラが多すぎる

『モテねば』が話題となった大気圏内ゲームズのカードゲーム。
自分に都合の良い人物をシンデレラに仕立て上げるゲームだとか。
『モテねば』とあわせて一度遊んでみたいゲームです。


それは俺の魚だ!

ペンギンコマのかわいさとは裏腹にガッチガチな陣取りゲーム「それは俺の魚だ!」も遊ばれていました。青ペンギンがかなり苦しそうですね(笑)。


7wonderes

今回も遊ばれていました、7wonders。
3人から7人まで柔軟に対応できるのが主催者的にありがたいです(笑)。
ローマ好きというか塩野七生さん好きなので、定着してきたら是非指導者拡張も入れて遊びたいです。


ダンジョンクエス

いいともさんリクエストのダンジョンクエスト。
わたしも魔王兼勇者として参戦しましたが、窒息(行動不能)で最初の脱落者になりました。続いて竜王の寝所から略奪した宝を持ち返ろうとしたいいともさんがトロールに殴り殺され、死体から略奪した宝を持って帰ろうとしたkgwさんが振り子の罠でチョパーンされました。最後にえこえこさんがいいともさんを殴殺したトロールとの戦いに敗れ、綺麗に全滅。いやはや、いつ遊んでもダンジョンクエストはダンジョンクエストですね。


ビッグシティ

しゅだっちさん持ち込みゲームその2。
みんなで色々な建物を建てていくゲーム。
カルカソンヌのように全員が共通の街を拡張していくのと、建物のコマが立体的なのが良いですね(しかもしゅだっちさんクオリティ!)。
今回は横に長く伸びる展開だったそうで、プレイヤーの一人が完成した街を見て一言。

静岡県だ……」

伊豆半島がだいぶ反対側を向いていますが、まぁまぁそれっぽいかも?


うそつきかわうそ

かわうそ兄弟のかわいさとは裏腹にけっこうえぐいブラフゲーム「うそつきかわうそ」も遊ばれていました。
上家の嘘が見破れないと苦しんですよね(体験談)。


アルパカパカパカ

うそつきかわくそと同じくぺけさん作の「アルパカパカパカ」。
くびがながーくなっています。


交易王

再販されたばかりの交易王をいいともさんが持ち込んでくれました。自分の手番で利益を出すことに目が行き過ぎるとかえってマークされがちなので、うまく他人の利益に便乗することが大事なのです。


アウグストゥス

ビンゴゲームに例えられることの多いこのゲーム。
確かに運要素は強いのですが、コンボを狙って一気に複数の目的カードを達成したりだとか、達成順序を調整することでゲーム終了直前に麦・金のボーナスを強奪したりだとか、結構考えどころはあるんです。


ドメイン(KOSMOS版レーベンヘルツ)

しゅだっちさん持ち込みゲームその3。
プレイヤーは貴族となって、獅子心王なきイングランドで勢力を拡大します。
旧版ともども傑作として名高い作品ですが、騎士コマが塗装されているとよりプレイ欲が高まりますね。
うーん、わたしもしゅだっちさんので遊びたい。持っているけど(笑)。


イリウム

クニツィアさんの遺跡発掘ゲーム。
運要素の少ないサムライという感じですかね。
じわじわと決算が近づいてくる重苦しさが楽しかったり辛かったり。


ヘックメック

これもクニツィアさんのゲームです。
気軽に楽しめるダイスゲームなのですが、今回は全体的にダイス運が振るわなかったとのことで、みなさん苦戦されていますね。


スタンプス

さらにこれもクニツィアさん。
クニツィアさんの三大競りゲーのひとつ、モダンアートのリメイク作ですね。
切手がかわいいのでゲームの勝ち負けを忘れてつい競り落としてしまうことも。


ラブレター

カナイセイジさんによる推理要素のある脱落系カードゲーム。
ついつい繰り返しやってしまいたくなるんですよね。
『魔王』でもスズさんたちが繰りかえし遊んでいました。


ナゲッツ

4人だとチーム戦で遊ぶ軽めの陣取り。
共通の境界線をどう置くかが悩ましいですね。


開拓王

次のゲームマーケットで拡張が出ると言う国産同人ゲーム。
30分そこそこで終わる軽い内容でありながら、役職選択の悩ましさとタイル引き&配置のワクワクを両立させたのはすばらしい。最近のおすすめゲームのひとつです。


ペロポネソス

kgwさん持ち込みのペロポネソスは競りのゲームのようです。コンポーネントの数が多いのでかなり複雑そうにみえるのですが実際には60分程度で終わるテンポの良いゲームだとか。気になりますね。


マスクメン

こちらもkgwさん持ち込み。時間調整に便利なのか何回か遊ばれていました。
巷で言われてるとおり最初ちょっとルールを飲み込むのに時間がかかるゲームだと思いました(kgwさんの丁寧な解説に大分助けられた感じがあります)。でも飲み込めてしまえば結構簡単。中盤から終盤にかけての強弱変動で一喜一憂できるなかなか愉快なゲームでした。