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ボードゲーム会魔王の告知ブログです。

ミスボド行ってきました(2014年3月22日開催)〜駿河の特異点編

 
ボードゲーム「第23回ミスボド」に参加してきました。
以下、遊んだゲームの一部を紹介(長文注意)。


・ダンジョンオブマンダム

『ダンジョンは裸で潜れ』のキャッチコピーで有名(?)なカードゲーム。
ダンジョンをテーマにしているのに、なんと戦略性がありますよ!



無謀な冒険者に扮するプレイヤーは、自分の手番が回ってきたら、ダンジョンに潜るかどうかを宣言します。
ダンジョンに潜る場合は山札からカードを1枚引いて、

  1. ダンジョンに埋める
  2. 引いたカードを手元に引き取って、全プレイヤー共通の装備品を一個剥ぐ

 
のどちらかを選びます。うだつのあがらない冒険者たちが酒場で「あのダンジョンには恐ろしいドラゴンが住んでいるんだぜ!(本当はデーモンだけど)」「はん! 臆病なやつ! 俺ならプレートアーマーなんてなくともあのダンジョンから生還できるし!」などと言い合っているイメージですかね。

一人を除いて全員が降りたら、クエスト開始。
無事生還できればクエストにチャレンジした冒険者に勝ち点1が、そうでなければ負け点1がつきます。
なのでクエスト攻略を狙うよりもむしろ、ダチョウ倶楽部的に「俺が潜る!」「俺が潜る!」「俺が潜る!」「どうぞどうぞ」→【死ーん】を誘っていくのがセオリーなのでしょう。とは言え、当てが外れて「あれ、クリアできてるじゃん!」となることもあるわけで。軽ーく盛り上がれる楽しいゲームです。


・サムライ

クニツィアによる傑作ジャパニーズ陣取り。
プレイヤーはサムライの棟梁となってボードにタイルを配置し、城や町の上に置かれたトークンを取り合います。トークンは周囲の陸地がタイルで埋まった時、もっとも影響力の強いプレイヤーに与えられるため、自分一人でマスを埋めるのは時間もコストもかかるけど、他人と相乗りするととんびに油揚げをさらわれる可能性があるという点が実に悩ましい。なので遊んでいる最中はみんな、終始言葉少なにむつかしい顔をしています(笑)。



個人的にやっていて楽しいのは、タイルの配置で「そっちの水田はあげるから、仏像をちょうだい」「オーケー」とコミュニケーションが取れたときですね。あと、「そっちの武家はあげるから水田ちょうだい」「そうそうお前の思惑通りにいくかよ!」「グワー」となったときも。

カタンや謀略級三国志のように様々なやり方でコミュニケーションが取れるゲームも魅力的ですが、サムライのように打ち筋を通じてコミュニケーションが取れるゲームもまた魅力的ですよね。


ニューイングランド

わたしお気に入りの陣取りに手番順の競りを組み合わせたゲーム。
毎回の値付けも重要なのですが、スタートプレイヤーの時のみ決められる商品配分(タイルor発展カード)も結構重要だなと思いました。特に金銭的に有利な状況だったら、みんなが欲しそうなものの供給を積極的に絞っていくと、重苦しいゲームになります。

今回は強カードと言われる船を軸にしたプレイをしましたが、途中で別のプレイヤーさんに最多を取られ、その後は振るわず。10点の発展カードを取れたところまではよかったんですがねえ。しかし、やっぱり面白いゲームです。



その他、ニムト(6ニムト)などで遊びましたが、レポートは省略。
次はゴールデンウイークに参加したいと考えています。主催者さま、参加者のみなさま、またよろしくお願いします。