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ボードゲーム会魔王の告知ブログです。

ミスボド行ってきました(2013年4月20日開催)〜駿河の一般人編

 
ボードゲーム「ミスボド」〜殺人喜劇の13人に参加してきました。
以下、遊んだゲームの一部を紹介(長文注意)。


 
龍王の鉱山

浜松のTCGボードゲームショップ・マスターズギルドの店長おススメの中国産ボードゲーム。なお、龍王はまったくでてきません

カルカソンヌのようなタイル配置のゲームで、各プレイヤーは手札として六角形のタイルを3枚まで持ち、テーブル上に並べていきます。タイルの各辺がカラフルに縁取りされているので、色の対応がとれるように。



こんな感じです(灰色はワイルド色)。

2辺以上と隣接しているなら、キューブを置いて勝利点を得ることができます。また、自分のキューブが設置されたタイルの隣にタイルを置くことでも勝利点を得ることができます。この辺りは文章にするとややこしいのですが、やってみればそう難しいルールではありません。

ともかくタイルがカラフルで、見た目が綺麗なところが良いですね。
3枚までタイルを保持できることや、自分の手番が回ってくるたびにどんどん盤面が変わることなどにより、どうしても長考しがちなゲームなので好き嫌いはわかれそうですが、みんなでタイルをくるくる回している姿がなんだかほのぼのします。しかし、わたしはどうもこのゲームは苦手らしくぶっちぎりのビリでした。ひぎい。


・エアラインズ・ヨーロッパ

松田さんリクエストにより今回も持ってきました。
松田さん、Tetsuo、わたしともうひとかた、計四人でプレイ。
ゲームの内容については松田さんのこの記事をどうぞ。

最初から青の株券が3枚あるという状況で、誰かが青に投資してくれないかなーと様子見しつつ、とりあえず白を伸ばします。
ところがこれが失敗で、むしろ他プレイヤーをアシストする格好になってしまいます。
さらにわたし以外の三人が協力して伸ばし続ける紫やオレンジ、黒にほとんどからむことができず、失速。
アバクス株でもTetsuoの後塵を拝すことに。龍王の鉱山に引き続いてダントツのビリでした。



株というテーマがちょっと取っ付きにくいという意見もありますが、ルール自体はとてもシンプル。
6月にも持っていく予定なので、みなさん是非是非遊んでくださいませ。


・チケットトゥライド・メルクリン

shikitaさん、Pekoponさん、にったのひとさん、Tetsuo、わたしの5人でプレイ。
新たな得点源である乗客ルールのおかげで「いつ線路を引き始めるか」という初代チケライからあるジレンマがより際立っているように思います。
また、東西で路線の密度や長さが違うため、USAマップに比べてマップにメリハリがあり、路線の選択がより悩ましくなっています。
一方で、トンネルやフェリーの要素を排除し、便利な+4限定のSLカードを導入するなどの、プレイヤー間のインタラクションに集中できるような配慮もされており、やりごたえがあるけれど遊びやすいゲームになっていると感じました。

高得点の目的地カード達成を優先するshikitaさんとTetsuo、バランス派のPekoponさんとにったのひとさん、早くから乗客で荒稼ぎするわたしと、プレイヤーごと個性が出やすいのもメルクリンの面白さ。
ゲーム自体は他のプレイヤーとの絡みが少なく、カード運にも恵まれたわたしが先行する展開。+4限定のSLカードを引くたび羨ましがられます。
しかし、西側の路線を後回しにした結果、目的地のひとつを達成できず、終わってみれば全ての目的地を達成の上、終盤で乗客の点数もしっかり稼いだTetsuoが逆転優勝。無念。



・ダンジョンクエス

→駿河の魔王編参照


・インカの黄金

ダンジョンクエストにおいてプレイヤーの意思が介在できる要素はほとんどありませんが、それでも『ダンジョンの奥へと進むか、引き返すか』の判断はプレイヤーに委ねられています。
この、ダンジョンクエストのもっともゲーム的な部分をごくごく短時間で楽しむことができるのがインカの黄金なのです。

プレイヤーにできることは『遺跡の奥へと進むか、引き返すか』の判断をするだけ。しかし、これが何とも面白い!

特に今回はダンジョンクエストを戦い抜いた冒険者全員がインカの遺跡になだれ込んだため、

「毒蛇です!」
「「ウェーイ!」」
「がれきです!」
「「ウェーイ!!」」
「また毒蛇です!」
「「オウウェーイ!!」」

と異常なテンションで遺跡の奥へと進みます。そして死にます。
アーティファクトを絡めた逆転劇が起こるなど、ゲーム的にも白熱した展開でした。
文句なしの傑作ですね!

……やっぱこれがあればダンジョンクエストいらなくね?


・空飛ぶチーズ

日本のデザイナーさんが考案し、韓国のメーカーが製品化した子供向けゲーム。
箱の大きさの割に軽いw

写真を撮り忘れてしまいましたが、百聞は一見にしかず。

こんなゲームです。

うまく箱の中に入っても猫のマスに留まると減点だし、人のマスに入れればその人の点数になるのが悔しいですw
打率はもっともよかったはずのわたしがダントツのビリという結果に。なにこれ面白い。

他に、「それは俺の魚だ!」「王への請願」「もっとホイップを!」「すきもの」「ウィー・ウィル・ロック・ユー」で遊びました。
王への請願は大量のダイスをジャラっとふるのが楽しかったです。すきものも難しいけど面白いですね。


以上、次回5月のミスボドも参加予定なので、みなさんよろしくお願いします。