第5回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました
運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。
●開催日時
平成27年6月13日(土)13:00〜20:30
13:00 開場・準備
13:15 開会・受付開始
20:15 片付け開始
20:30 閉会
●会場
藤枝市生涯学習センター2F 第1学習室
藤枝市茶町1−5−5
●参加者(敬称略)
- 田中龍明
- えくすぺりあ
- いっしー
- しゅー
- 橘川和正
- 橘川和正さんの家族1
- 橘川和正さんの家族2
- borge4 (@borge4 )
- のひと
- ゆん
- こん
- PHY(@RotaryDrunker )
- 朱里(@Shuri55)
- 谷町悠之介(@Y_Tanimachi)
- きり
- かいちょ〜(@motokaicho)
- 暁(@kt0hya)
- やんまぁ(@yama_etsu_jpn)
- しんぺー(@zy__on)
- ハリマオ(@HALIMAO1974)
- 今 真夏(@wakasayamax)
- 今 真夏さんのお友達
- いいとも(@etomo_omotii )
- かい
- Tetsuo(てつお♀)(@TetsuoSara)
- mikio(主催者 @mikio_at_ikarum)
●雑感
第5回は26名が参加し、盛況のうちに終了しました。
前回はビッグジェンガを持ち込んでくれた方がいましたが、今回はハリマオさんが話題の巨大キャプテンリノを持ち込んでくれました!
大きいコンポーネントはそこに存在するだけでワクワクした気分になりますね。
わたしもヴィラ・パレッティあたりを買おうかな、などと思ったり。
魔王ではカードゲームや比較的軽めのボードゲームが遊ばれることが多く、今回もその傾向は顕著でした。
インフェルノ、5本のきゅうり、マラケシュ、宝石の煌き……リクエストのあったニムト、ツイッターで持って行くと宣言したところあちこちから遊んでみたいとの声があがったインディゴなどは、複数回遊ばれていました。
一方で、密室ジン魂、エルグランデ、オルレアンといったじっくり遊べるゲームも遊ばれていて。
幅広いプレイヤー、幅広い年齢層に対応したゲーム会に育ってきてるのかな? などと思ったりもしました。
や、主催者が対応しきれているかどうかはともかく。
幅広い年齢層と言えば、今回、歴代魔王来訪者のなかで最年少となる4歳の女の子が参加してくれました。
はじめはちょっと緊張していたようですが(あやしい主催者おじさんと、大きなグミお兄さんのせいかも知れない)保護者の方とお化けキャッチで遊んでいるうちに場に慣れたのか、他のゲームにも挑戦していました。
わたし自身も、宝石の煌きで人生初勝利をしたり、オルレアンでボロボロに負けたりして楽しんでいました。
八時三十分に閉会の挨拶をしてからのお片付け。
今回も参加者のみなさんの協力のおかげで迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。
●ボードゲーム置き場の様子
まだ開会したばかりなので、ちょっと少なめですね。
最終的に机全体がうまるくらいまでゲームが持ち込まれました。
素晴らしい。
●お土産の紹介
しんぺーさんからタンブラーとおいしいビールをいただきました。
何気に袋がかわいいです。
暁さんからお菓子をいただきました。じゃがりこでかい。
谷町さん&朱里さんからきなこ飴をいただきました。
Tetsuoさんが気に入ったようで、もりもり食べていました。
みなさんありがとうございました。
●遊ばれたゲームの紹介
ニムト
偉大なるヴォルフガング・クラマーさんが作ったパーティーゲームの傑作です。
プレイヤーの中でもっとも牛に愛されているのは誰かを決めるゲームです。
なお、牛の寵愛を受けたプレイヤーが負ける模様。
偉大なるライナー・クニツィアさんが作ったパーティーゲームの傑作です。
プレイヤーの中でもっとも鬼に愛されているのは誰か決めるゲームです。
なお、鬼の寵愛を受けたプレイヤーが負ける模様(それはわたしです!)。
赤ずきんは眠らない
写真はなし。
国内産のパーティーゲームですね。
簡単な心理戦のゲームなんですが、どつぼにはまると負のスパイラルから抜け出せないんですよねえ。
絨毯商人となって、あやしいアッサムおじさんを自分が引いた絨毯の上にお越し頂くモノポリー風のゲーム。
本物の布を使った絨毯のコンポーネントがすばらしいですね。
CV
履歴書をテーマにしたダイスゲーム。戦略的人生ゲームというのかな?
ダンジョンクエストとは異なりプレイヤーキャラクターがどんどん成長していくとのことで、拡大再生産の要素もあるのだとか。
ちょっとユーモラスな絵柄も良いですね。
密室ジン魂
PHYさんが持参された中国版ROOM25(出版は密室ジン魂の方が先です。確か)。
密室に閉じ込められたプレイヤーが協力して脱出路を探していくというゲームです。
もちろんプレイヤーの中には裏切り者がいる(かも知れない)ので、疑心暗鬼になりながら、脱出のための手がかりを探していくという感じですね。
ROOM25に比べてセットアップが大変(何せGMプレイヤーまたはセットアップ要員が必要なくらい!)なのですが、その分バランス調整はうまくいっているようで、毎回ドラマティックな展開が楽しめます。今回は首尾良く脱出できたようですね。素晴らしい。
ウボンゴ3D
あのウボンゴが3Dになってかえってきた!
ちょっと小さめの紙タイルに代わって、今回は樹脂製の立体をあれこれしてウボンゴします。
暁さんがかなりの速さでウボンゴしていたのが印象的でした。
王様とカフェ
絵柄を一目見てわかる。それが鍋野企画プレゼンツ。
セットコレクション&早い者勝ちのゲーム、なのでしょうか?
王様が適度にゆるくてかわいいです。
以前ミスボドのスタッフさんからいただいた勝手にしやがれを、待ち時間にどうぞと何人かの方に遊んでもらいました。
協力して積み木をピラミッド状に積んでいくゲームです。
相手に自分の心理を読んでもらうのと、相手の心理を読むのと、両方が大事なんですよね。
パッチワーク
前回の魔王で遊んで面白かったので即買いした二人用ゲーム。
アートワークの綺麗さも魅力ですよね。
パレンケ
怖い顔三部作リスペクトなユカタン半島を舞台にした陣取り。
わりとしっかりエリア支配のメカニクスを楽しめるわりに、一時間かかるかかからないかで終わるのが良いですね。
カラフルな盤面も素敵。
5本のきゅうり
写真はなし。
みんな大好き5本のきゅうり。
最後の最後で番狂わせが発生すると楽しいんですよね。
宝石の煌き
みんな大好き宝石の煌き。
いくらなんでもそぎ落としすぎだろ! と言いたくなるような洗練されたゲームデザインで、久々に遊びましたが、うん。よく出来ています。
新作のバロニィも遊んでみたくなりました。
スピンデレラ
キッズゲーム大賞受賞作。
基本はすごろく。
ただし、蜘蛛かワイルドの目が出ると、蜘蛛の兄弟を動かして蟻を捕獲することができる!
捕獲された蟻は振り出しに戻ることに……
若干「おわんねー」感がないでもないですが(笑)一見の価値ありなコンポーネントです。
テレストレーション
相変わらず我がゲーム会では大人気なテレストレーション。
既に画伯としての名声をゆるぎないものにしているプレイヤーもいるのだとか(私信:なんとわたしではありません)。
ネイションズダイス
あの超重量級文明闘争ゲームがダイスゲーになって帰ってきた!
と思っているとちょっと肩すかし感があるそうです(笑)。
でも1時間そこそこで終わる文明ゲーって魅力的ですよね。
遊んでみたい。
しまんちゅ
コンポーネントの美しさが人目を引く国産ワーカープレースメント。
遊んでいた人たちは口を揃えて面白かったと言っていましたが、ゲーム中は「つれー、スローライフちょうつれー」と言っていたような。
スローライフとは。
おばけキャッチ
写真はなし。
橘川さんファミリーが自宅でもよく遊んでいるというゲーム。
大人がやっても面白いんですよねえ。
ほらふきキング
橘川さんファミリーがおばけキャッチに続いて遊んでくれました。
トランプのダウトに近いゲームですが、カードを出すときに「ぶーぶー」「もーもーもー」などと動物の鳴き声を頭数分宣言する必要があるという(笑)
橘川さんの娘さんが鋭くお父さんの嘘を見破っていました(笑)。
インディゴ
インディゴは青色の染料です。ところでプレイヤーは宝石を集めます。
ゲームとしてはシンプルなタイル配置もので、タイルに描かれたルートにしたがって宝石がどんどん移動していきます。
なんというかあれですね。チクタクバンバン(古い)。
ただ、三人以上で遊ぶと、宝石を誰かとシェアしなければならない出口ができるため、協力や裏切りの駆け引きが生まれます。
このあたりはさすがのクニツィアさんという感じですね。
キルドクターラッキーカードゲーム
誰がいち早くラッキー博士を殺害するかを競うキルドクターラッキーをカードゲーム化したもの。
元作品はともすればいつまでたっても終わらない膠着状態になりがちだったのですが、カードゲームではその辺りが解消されてスピーディーになっているのだとか。
エルグランデ
中世スペインを舞台にした傑作陣取りゲームですね。
以前わたしと一緒にあそんでくれたかいくん&こんさんがインストして四人で遊んでいました。
王様による配置制限とタワーによるダイナミックな盤面変化のバランスが絶妙です。
知名度の割りに遊ぶ機会がないと言われることが多いので、未プレイのかたは是非どうぞ。
おさかなこいし
釣り好き猫さんとなって、魚を釣るゲーム。小石はマイナス点。お魚恋しではありません。
子ども向けのゲームなのですが、なかなか本格的な心理戦が楽しめます。
しんぺーさん持ち込みのオレゴンは放課後さいころ倶楽部(の巻末漫画)で取り上げられたことでも有名な西部開拓テーマの陣取りです。
手札上限が少ないため、一見運要素が強めなのですが、その実、長期的なビジョンを持って布石となるような手を打っていくことが大切です。
暖かみのあるアートワークが素敵です。
ディクシット
魔王では根強い人気のディクシット。
お題は「心」ということですが……さて、どれが本当の「心」でしょう?
レジスタンス・アヴァロン
人狼亜種のレジスタンスをアーサー王物語をテーマにリメイクしたもの。
脱落がないので最後まで全員参加というのが良いですね。
オルレアン
ドミニオン等でおなじみ「デッキビルド」のメカニクスをチップで再現し、ワーカープレースメントの中に組み込んだ重量級ゲーム。
デッキ改善の方向性が多岐にわたるため、非常に悩ましいゲームなのですが、チップを引く瞬間のドキドキ感が一服の清涼剤となる感じ。
各所で言われているとおり建物の「浴場」の強さが気になりましたが、これは繰り返し遊びたくなる重ゲーですね。
ダンジョンクエスト
今回は暁さんにGMをやってもらいました。
秘密の扉を使って劇的な勝利を得た人がいたのだとか。
かいちょーさん持ち込みの旅ゲー。江戸〜京都間を旅します。なのでボードの中央ほぼほぼ静岡!
ボードの見た目は双六のようですが、サイコロは使いません。
テーベやグレンモアのように一番出遅れているプレイヤーが好きなだけ(!)マスを進むことができるのです。
もちろんただ先に進めばいいのではなく、道中でお金や得点を得ていくことが大事なわけで。
アートワークが良いですよね。わたしも遊んでみたいです。
ビッグキャプテンリノ
デカァァァァァいッ
説明不要!!
以上、29個のゲームが遊ばれました。