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ボードゲーム会魔王の告知ブログです。

第3回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました

運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。

●開催日時
平成27年3月15日(日)13:00〜20:15


●会場
藤枝市文化センター3F 第2学習室
藤枝市駅前2−1−5


●参加者(敬称略)

  1. くけ
  2. ハリマオ
  3. へらい
  4. ITO
  5. こん
  6. やんまぁ(@yama_etsu_jpn)
  7. マーリン
  8. タナコウ
  9. ムコ
  10. ムコさんのご友人
  11. にゃかの
  12. しむ
  13. シダマ(@shidama34)
  14. RedWizard(あかまどうし)(@redwizard_ff5
  15. しゅー
  16. black(@pk_blackstorm)
  17. かいちょ〜(@motokaicho)
  18. ぷよの人
  19. ゆん
  20. かけだすカンちゃん(@kakedasu)
  21. オルグ(@gerge_longinus
  22. まつけん
  23. 今 真夏(@wakasayamax)
  24. 暁(@kt0hya)
  25. いいとも(@etomo_omotii )
  26. かい
  27. Tetsuo(てつお♀)(@TetsuoSara)
  28. mikio(主催者 @mikio_at_ikarum)


●雑感

第3回はこれまでで最大の28名が参加し、盛況のうちに終了しました。

テレストレーションや探偵は踊るといったパーティーゲーム・軽めのゲームが繰り返し遊ばれる一方で、ロココの仕立屋や黄金の島イスラ・ドラーダ等、じっくり系のゲームも遊ばれていました。

最近話題の枯山水は二卓並行して立ちました。わたしも参加しましたが、なるほど、強奪や譲渡といったルールが少しやぼったいとも思いましたが、綺麗な庭園を造っていく楽しさがありますね。人気が加熱するのもうなずけます。

それから当会での人気ゲームと言えばディクシット、スタンプス、開拓王ですが今回も遊ばれていました。
コミュニケーションゲーム、競り、タイル配置と、ゲームの方向性はそれぞれ全く違いますが、どれも傑作なので遊んでみたい方は次回以降のゲーム会で主催に声をかけてくれれば幸いです。
なお、当会での人気ゲームのようなものと言えばダンジョンクエストですが、今回はあかまどうしさんがGM兼冒険者となって、他の冒険者とともにダンジョンクエストクラシックに挑戦していました。結果は聞いてないのですが、まぁ、ひどいことになったのでしょう。

八時十五分に閉会の挨拶をしてからのお片付け。
今回も参加者のみなさんの協力のおかげで迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。


ボードゲーム置き場の様子

今回も机3台分の置き場を用意しました。
人気のあのゲームも複数持ち込まれました!


●お土産の紹介

サプライズでお越しいただいたにゃかのさんから、甲府のお土産をいただきました。

blackさんからりんごのお菓子をいただきました。りんごのスライスが入っていておいしかったです。

シダマさんからチロルチョコのボックスをいただきました。主催者がかなりつまんでしまいました。

へらいさんからきびだんごと白い恋人をいただきました。

てつおさんから自作のにんじんケーキをいただきました。

みなさんありがとうございました。


●遊ばれたゲームの紹介

ゴキブリポーカー

ここのところ魔王内でブームの兆しをみせるゴキブリポーカー。
なぜか特定のプレイヤーに特定のきらわれ動物が集まっていくのが笑いを誘います。

ケルト

緑を基調とした美しいボードが特徴的なクニツィアさんのSDY受賞作。
カードの引き運もさることながら、どの色を進めるか/進めないかの見極めが重要なゲームですね。
中盤の独特な息苦しさがやみつきな人とそうでない人がいるかも(笑)

5本のきゅうり

写真は取り忘れ。主催者が大好きなトリックテイキングのゲーム。
「7ラウンド目のトリックを取った人にはすばらしい特典があります」「ほう」「あなたはゲームに敗北します!」
最初に配られたカードがまんなからへんばかりだと苦しいのですがどっこい奇跡の逆転が起きることもあるので楽しいです。

交易王

今さんがその場で開封して卓を立てていました。
クニツィアさんの最高傑作の一つと言われながら長らく絶版でしたが、最近ニューゲームズオーダーさんから再販されました。
30分で終わるのにかなり濃密な駆け引きを楽しめます。これぞクニツィア、ですね。


海底探検(★今回のオススメ)

オインクゲームズさんの素敵な小箱ゲーム。
でも中身はけっこうエゲツナイ(笑)。

プレイヤーは海底の宝をサルベージする調査隊。
奥に進めば進むほど高価な宝をゲットできるのですが、宝を持てば持つほど動きが鈍くなり、空気の消費量も増えていきます。
そして恐ろしいことに空気は全てのプレイヤーでシェアしているのです。

インカの黄金系のゲームと言って良いかと思いますが、随所に巧みなアイディアが盛り込まれており、最後まで白熱する展開を楽しむことができそうです。
箱も小さくて持ち運びやすいので(しかし箱から中身を取り出すとご覧の通り結構にぎやか)これは良いですね。

テレストレーション

みんな大好きテレストレーション。
今回は合計4回、1時間半にわたって遊ばれていました。
個人的にヒットだったのはツイスターゲーム

ツイスターゲーム

伝わってる?!

伝わってる!!

コヨーテ

写真はあるけどなし。どうしても顔が映ってしまうので。
インディアンポーカーのようなゲームでしょうか。
みなさんかなり盛り上がっていました。

ロココの仕立屋

小クラマーさんのデッキ構築+リソースマネージメント+ダッチオークション+エリアマジョリティ+……ええと、ともかくいろいろてんこ盛りゲームです。
面白いと評判で実際面白いのですが、初回プレイ三時間半の重量級ゲームなのでなかなかオープン会では遊ばれなかったのですが、今回は時間を決めて希望者のみなさんに遊んでもらいました。今さん曰く「脳が溶ける」。確かに勝利への道筋は見えにくいのですが、ルール自体はそこまで難しくなく、デッキ構築や他プレイヤーとのインタラクションでうんうん悩むのが楽しいゲームなので、重量級ゲーム好きのみなさんで未プレイの方は是非どうぞ。

開拓王(★今回のオススメ)

近頃話題のタイル配置ゲーと言えば枯山水ですが、こちらも忘れてはいけませんよ。
手番プレイヤーが決めたアクションをみんなで行うというプエルトリコサンファンでおなじみのメカニクスに則って、個人ボードを賑やかにしていきます。
サクっと終わるし、ルールもわかりやすいし、勝ち筋がひとつではないしと、45分ゲーとして割と隙のない出来だと思います。ボードを厚紙にして再販して欲しい(笑)。


ゴビット

弱肉強食をテーマにしたリアルタイムゲームとのことです。
負け抜けで幽霊になってからが本番?

そっとお休み

こちらもリアルタイム要素のあるカードゲーム。
誰かが4カード(5カード?)を作ったら、そっとカードを倒します(おやすみなさい)。
最後までおやすみできなかったプレイヤーが敗者となります。
気づいたら自分以外全員眠ってた! という感じですかね。
かわいい見た目とは裏腹にけっこうしんどそう(笑)。

もぐらの巣ごもり

写真はあるけどなし。どうしても顔が映ってしまうので(2)。
もぐらチップをコップの中に投げ入れるゲームです。
なんとなく縁日の屋体感がありますね。

ウミガメの島

写真はなし。故アレックス・ランドルフ氏の冷たい料理の熱い戦いをリメイクしたものだとか。基本すごろくなので気軽に遊べるゲームですね。油断するとバーストしてあっさり振り出しに戻ることになりますが(笑)。カメのコマもかわいいです。

スタンプス

なにげに当ゲーム会で稼働率が高いスタンプス。
言い値オークションで誰も買ってくれないと切ないんですよね。

クク21

すごろく屋さんによる伝統ゲームのリメイク。
カードが大きくなっただけでなく、ルールも調整されているようですね。
ニャー!(いいたいだけ)

犯人は踊る

旧版で1回、新版で2回遊びました。
フルメンバーだとさすがに犯人が回りきらないので、何回か遊ぶのが前提ですかね。
新版でたくらみが出した時に「おおっ」と場が盛り上がるあの感じが好きです。

ゲシェンク

手元のチップをうまくつかってできるだけ失点カードを引き取らないようにするゲーム。
チップがない状態で数字が大きいカードが出てきたときの絶望(グワー)と祈り(誰か引き取って!)が醍醐味ですね。
当会ではチップを隠す用に紙コップを配布しています。

枯山水

タイル引き+徳マネージメントのゲーム。引き運を徳の管理や、譲渡まわりの交渉でカバーするゲームというか。
メンツによって強奪の嵐が吹き荒れる局面と、平和な局面と二極化しそうですね。
わたしが遊んだ時は一度も強奪が発生しない平和な庭造りでした。

拙作。

ダンジョンクエストクラシック

本ゲーム会の裏コンセプトは「いつ来てもダンジョンクエストが遊べるゲーム会」なのですが、今回は遠路はるばる来て頂いたあかまどうしさんにダンジョンクエストクラッシックの卓をたてていただきました。写真を見る限り、犠牲者出てますね(笑)。

七つの紋章七つの部族

トリックテイキング系の国内新作のようです。
初めて遊んだ方からも好評を博していました。

黄金の島イスラ・ドラーダ

ぷよのひとさんからのリクエストで持ち込みました。
フェドゥッティによるエルフェンランドの本歌取りといった趣きのゲームですね。
プレイヤーたちは探検家のグループとなって全員一緒に旅をします。
旅の行程は競りで決めます。結果によって秘かな目的を達成できたり呪いを受けたりして一喜一憂。
プレイ時間は90分とそこそこなかかりますが、パーティーゲームとしてはなかなか面白いんじゃないでしょうか。
エルフェンランドほどつらくないですしね(それがエルフェンランドのいいところでもありますが)。

チケットトゥライド・ヨーロッパ

みんな大好きチケライのヨーロッパ版。
無印と違ってマップにかなりクセがある半面、詰み状態にならないよう駅舎ルールが追加されています。
なお、木製スタンドはBlackさんの自家製とのこと。
チケライはともかく手札がたっぷりになりがちなので、スタンドがあると遊びやすいかもしれませんね。

ごいた

写真はなし。
放課後さいころ倶楽部で取り上げられたことで(わたしの中で)有名なペア戦ゲームですね。
わたしも一度遊んでみたいものです。

ロストレガシー

ラブレターをベースにしたワンドローさんのカードゲーム。
こちらも結構あっさり脱落するんですよねえ。

What's your magic

2〜3人用の正体隠匿要素のあるカードゲームとのこと。
シンプルながら美しカードデザインに初見ながら「お!」と思いました。
いいともさん、今度遊びましょう(笑)。

ディクシット

魔王ではおなじみのディクシット、今回も遊ばれていました。
ウサギのコマがかわいいんですが、たおれやすくって(笑)。

ボーナンザ

みんな大好きおまめ生育ゲー。
これもカードスタンドあった方が良いかもですねえ。

ヘックメック

クニツィアさんのダイスゲー。
結構あっという間にバーストします。虫出ろ虫!

ヒューゴー

クラマーさんのダイスゲー。
結構あっという間にヒューゴーが迫ってきます。にげろ−!

Xing

その名の通りバッテッィングの妙が楽しめる篠原遊戯重工さんの傑作ゲーム。
宝のキラキラしてる感じも素敵なので、是非一度遊んでみてください(わたしは持ってないけど)。

以上、今回は30ゲームが遊ばれました。