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ボードゲーム会魔王の告知ブログです。

第2回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました

運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。

●開催日時
平成26年12月27日(土)13:00〜20:30


●会場
藤枝市生涯学習センター2F 第2学習室
藤枝市茶町1−5−5

●参加者(敬称略)

  1. もとかいちょう
  2. くけ
  3. たくそえ
  4. やんまぁ
  5. kgw
  6. しゅー
  7. きり
  8. しゅだっち
  9. びりお
  10. アカツキャルラトホテプ
  11. ぷよの人
  12. マーリン
  13. IKE
  14. タナコウ
  15. いいとも
  16. 今 真夏
  17. あらき
  18. かい
  19. Tetsuo(@TetsuoSara)
  20. mikio(主催者 @mikio_at_ikarum)

●雑感

第2回は最終的に参加者20人まで増え、盛況のうちに終了しました♪

今回は軽量級ゲームがよく遊ばれていて、中でもよく遊ばれていたのがゴキブリポーカーでした。
ルールがシンプルで、インストしやすく、ぱっと始められるのが良いですよね。
コミュニケーションゲームでは、定番のディクシットに加えてテレストレーションも遊ばれていました。

そして今回も遠方からしゅだっちさんに来ていただきました。
ドメインユートピア、そして初めて見るクレオパトラ建築士は圧巻でした。

美しいコンポーネントと言えば、いいともさんが持ち込んでくれた「枯山水」も噂に違わぬ出来でした。
わたしも機会があれば徳をためてタイルを強奪したいです。

毎回主催者によって持ち込まれる災厄ダンジョンクエストですが、なんと今回も卓が立ちました。
結構盛り上がっていただけたようで、冒険者さんの一人からゲーム会終了後にクラシックを注文したとの報告をいただきました。

八時半過ぎに挨拶からのお片付け。
みなさんの協力のおかげで今回も迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。


ボードゲーム置き場の様子

前回に引き続き机3台分の置き場を用意しました。
この後さらに増えたので、空いている机に置いたりもしています(ありがたやありがたや)。


●遊ばれたゲームの紹介

ペアーズ

同じ数字を集めないようにするカードゲームだそうです。
簡単に遊べるということで、今日のかけつけゲームとして遊ばれていました。


ブラフ

サイコロを使った鉄板ゲームと言えばこれ。
実はわたしは遊んだことないのですが(笑)。
積極的にブラフで追い込んでいくゲームだとわかってからが本番なのだそうですが、なるほど。中盤以降、みなさん良い感じに疑心暗鬼に満ちた目で遊ばれてました。


ドメイン

しゅだっちさん持ち込みゲームその1。
塗装された騎士コマ、城コマの美しさもさることながら、鉱山コマ(元のゲームにはないコンポーネントです)が素晴らしいです。
ドメインは鉱山マスを占領すると、1種類につき1金を得られ、かつ1種類の鉱山の過半数を抑えると勝利点にもなるのですが、これが盤面を見ただけではちょっとわかりづらくもある。それが鉱山コマを用意し、占領時点で手元に置くことですぐにわかるようになっている。
素晴らしいお仕事です。


交易王

三人交易王。わたしも参加しました。
三人プレイでは“協定”の取り合いになりますね。
決算する度に2金はやはり強い。
しかしkgwさんによれば、協定に頼らない勝ち筋もあるとのことで、研究が必要なゲームだなと感じました。


ゴキブリポーカー

八種類の嫌われ動物をなるべく集めないように頑張る超シンプルなブラフゲーム。
ルール説明が簡単で、人数の自由度も高いので、そもそもオープン会では重宝される傾向にありますが、何故か今回は大人気でわたしが見た範囲でも3、4回は遊ばれていました。まったく嫌われ動物を受け取らないエスパーさんもいたとか。シンプルな中にもちゃんと上手い下手があるというのがこのゲームのすごいところですね。


オンザドット

透明の下地に水玉模様が描かれた4種類のカードを使って、いち早くお題のドットを再現するゲーム。
わたしもちょっとやらしてもらったんですが……これ、難しい!
でもコツがあるらしく、10秒もたたないうちに完成する職人もいて。
得意不得意はあるかと思いますが、大人も子どもも一緒に遊べそうなゲームですね。


テレストレーション

お題を決めて、絵⇒お題(一個前の絵から予想)⇒絵⇒お題(一個前の絵から予想)・・・と繰り返していき、正しく伝えるゲーム。
はい、正しく伝わりません(笑)。
自分のところに戻ってきたスケブをこっそり確認してひと笑い。
みんなでひとつひとつ発表していってもうひと笑い。
ほんと、良いゲームです。
印象的だったのは、ビーバーが一旦ネズミになってもう一度ビーバーに戻ってきたことですかね。あれは素晴らしかった。


チケットトゥライド

一時期わたしが夢中になって遊んでいた傑作鉄道ゲーム。
メルクリンの複雑さも良いのですが、ルート設計と手札マネージメントをシンプルに楽しむならUSAですね。
そろそろ十周年記念版もやりたい!


サムライ

ぷよの人さん、マーリンさんに「オススメありますか?」と聞かれてわたしが「40分ぐらいで終わる悩まし陣取りです」と言って出してきたのがこれ。
後ほどお連れさんがおみえになったので、続けて二戦してもらいました。楽しんでもらえたでしょうか。


クレオパトラ建築士クレオパトラ

しゅだっちさん持ち込みゲームその2。元々豪華なコンポーネントで有名なゲームのようですが、しゅだっちさんの仕事によってえらいことになってます。
ゲームとしてはプレイヤー扮する建築士たちが、女王クレオパトラの命を受けて、巨大建造物を建設するというもの。
手番にやれることは場からリソースとなるカードのセットを引くか、リソースを消費して所定の建物を建てるかの二択。こう書くとなんかチケライっぽい?
ユニークなのは場に出ているカードのセットには、裏返しになっていて中身がみれないものがあるということ。そして、カードの中には強力な硬化を持つものの「汚職チップ」を受け取らなければならないものが含まれているということです。
ゲーム終了時、汚職チップをもっともたくさん所有しているプレイヤーは、ワニの餌となり脱落します。
なんというか古代建築業界の闇を描いた社会派ゲームですね(笑)。
実際には豪華なコンポーネントのわりに気楽に遊べるゲームのようですが。


枯山水

こちらも豪華なコンポーネントで2014年後半のボードゲームシーンを大いに賑わせた国産ゲーム。
ゲームとしては個人ボード版カルカソンヌといったところでしょうか?
アグリコラシーランドもそうなのですが、ボード上に美しい箱庭を造っていくということを目的としたゲームには直感的な楽しさがありますよね。


犯人は躍る

5本のきゅうりとならんでわたしが大好きなカードゲーム。
新版では「たくらみ」というカードが導入されていてかなりプレイ感が変わっているので、旧版と両方遊んでみると良いと思います。


ディクシット

今のところ皆勤賞のコミュニケーションゲーム、ディクシット。
適度に抽象的なお題を出すことに慣れてくると、俄然おもしろくなってきます。
写真のお題は「冒険」。どのカードもなかなかの冒険感です(正解は4)。


八分帝国

一人八分で遊べるシンプルな陣取りゲームという触れ込みのこのゲーム。今さんのリクエストで卓が立ちました。
エリアや大陸ごとに単独最多のコマを置くことで得られる点数と、カードの絵柄を揃えることで得られる点数の合算でトップを目指します。
カードの取得方法はシティビルダーなどでも採用されている「古いものから順々に安くなっていく」アレです。
既存のシステムを組み合わせて手堅く作ってきたな、という印象のゲームですが、ユーロゲームの入り口として良い感じですね。
次はエルグランデでわたしと握手。


Xing

その名の通り、傑作バッティングゲー。
もっともわたしこのゲーム苦手で、いつも確保をするタイミングをミスるんですよね(楽しんでいるということです)。
宝石のコンポーネントもたいへん素敵なので、是非一度遊んで欲しいゲームです。


ユートピア

しゅだっちさん持ち込みゲームその3。
プレイヤー扮する王子が、自分の文明の建造物を島に建築していくゲームのようです。
建造物は元々は全て同じ色の樹脂のようで、これはしゅだっちさん作で遊んだ方が視認性もあがって遊びやすそうですね。
後半になるにつれて西洋と東洋がいりまじるカオティックな島になっていくのが見ていて面白かったです。


ダンジョンクエス

前回に引き続き立ってしまいました、ダンジョンクエストです(このボードゲーム会のコンセプトは、ひとつには「毎回ダンジョンクエストが遊べるゲーム会」です)。
今回は全プレイヤー中3人がカタコンベに潜る波乱の展開でしたが、最終的にアカツキさんのみ生還。
あとの皆さんはトロールに殴り殺さるか、スケルトンに切り裂かれるか、時間切れでドラゴンの餌食となるかしました。
かなり盛り上がっていただけたようですが、ご指摘の通り内容の割にそこそこ処理が煩雑で、覚えておかなければならないことが多いんですよね。
個人的にはGMを立ててやった方がプレイヤーも死ぬことに集中できるような気がしています。


インカの黄金

いくつもの脅威が潜むインカの遺跡へと進入し、お宝を持ち帰るゲーム。
ダンジョンクエストを究極まで洗練させるとこういう感じになるんじゃないでしょうか。
ただ、カードの引きによっては全滅しまくることもあり、結構微妙な感じになってしまうこともあるようですが。
できればまた遊んでもらいたいものです。


ディヴィナーレ

ロンドンの霊媒師となって、カードの枚数を霊視するゲーム。
まぁドラフトとかするんですけど(笑)。
カウンティングと推理も重要ですが、実は結構思い切りの良さを問われるゲームなんじゃないかと思ってます。


ベガス

毎ラウンド10個ものサイコロを振って、サイコロの出目に対応した6つのエリアでマジョリティを競うゲーム。
エリア支配でこういうアプローチがあったか! とうなりました。
毎ラウンド、序盤はジリジリしたエリア支配っぽいゲーム展開なのに、終盤になると一気に運ゲーぽくなる感じもわたしは好きです。


王様とバクダン

写真は取り忘れ。ガイスター系の正体隠蔽将棋ですね。
バクダンによって一挙に状況がひっくり変えるので、展開が派手なのが良いです。
コンポーネントも綺麗。


心臓発作にならないための10の方法

病気やストレスを運動などで解消して健康に過ごしましょうというゲーム。
しかし、隣のプレイヤーがコーラパーティーやベーコンパーティーにさそってくるので要注意。
高血圧や体重、血糖など様々なパラメータをコントロールする必要があり、油断すると死んでしまうという……うーん、なんともブラックなゲームですね。


5本のきゅうり

「そおい!」というかけ声が似合うトリックテイク。
ともかく最後のラウンドでトリックをとらないために、真ん中らへんの数字を処理していくゲームなのですが、順調にいっていても最後の1つ前のラウンドで目論見を狂わされたり、手番順で負けを引き取ったりと、予想外のことが頻繁に発生します。
トランプでもできるので、非ボードゲーマーを誘いやすいかもと思ったり。


ポイズン

クニツィアさん作。
モンスターメーカーイラストレーターさんの絵でリメイクされたのですが、カードにはキャラクター描かれてない! 寂しい!
ゲームとしてはもちろん面白いですよ。もりもり毒を飲むゲームです(違う)。


宝石の煌めき

写真は取り忘れ。kgwさんといいともが1対1で勝負をしていました。
1対1の宝石の煌めきはとってもガチな感じがしますね……


ブループリント

写真は取り忘れ。ダイスを積んで設計図通りに建築していくゲームのようです。
もっとも設計図通りに建築しない勝ち筋もあるようで、なかなか戦略性の高いゲームの模様。
気になりますね。