第8回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました
運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。
●開催日時
平成27年12月26日(土)13:00〜20:15(完全撤収:20:45)
●会場
藤枝市文化センター3F 第1学習室
藤枝市駅前2−1−5
●参加者(敬称略)
- 大輔
- ヤマダ
- きり'15(@sukouji_14)
- 直樹
- ISSI
- くけ(@kukeke_3080)
- 猫の鯖缶
- かいちょ〜(@motokaicho)
- じんたろう
- べるもっと(@berumo0214 )
- ラッコ大帝(@The_Great_Racco )
- のなか(@nonaka415)
- だし(@vernj988)
- 屋根裏虫 (@yaneura_mushi)
- (ぇみちゃん ತಎತ)
- やんまぁ(@yama_etsu_jpn)
- うっちゃん(@eugene19850428)
- しゅー(@yaizuishikawaag)
- ぴろぽん
- 橘川和正(@Kazumasa_K)
- 若狭谷真夏(@wakasayamax)
- いいとも(@etomo_omotii)
- かい
- Tetsuo(てつお♀)(@TetsuoSara)
- mikio(主催者)(@mikio_at_ikarum)
●雑感
第8回は25名が参加し、盛況のうちに終了しました。
ここのところコンスタントに20名以上の方が遊びに来てくれますね。
主催者としてはありがたいかぎりです。
今回はトーレスやナショナルエコノミー、オロンゴといった1時間前後で終わる中量級ゲームがよく遊ばれていたのが印象的ですね。
パーティーゲームではテラやサフラニート、ギフトトラップといった新顔が遊ばれていました。
個人的に嬉しかったのはシャドウハンターズの卓が立ったことです。
わたしのシャドウハンターズは以前とある方から魔王発足記念にお譲りしていただいたもので、ずっと遊びたいと思いつつ叶わずにいたのですよ。
そんなこんなでまたたくまに時間は過ぎ、8時15分に閉会の挨拶をしてからのお片付け。
今回も参加者のみなさんの協力のおかげで迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。
●ボードゲーム置き場の様子
写真を取り忘れてしまいました……。
どなたか写真をお持ちの方は主催者までご連絡ください。
唯一撮影したのがこちら。
どなたが持ち込んでくれたのでしょうか。
●お土産の紹介
ボードゲーム会の参加者ではありませんが、black父さんから地元の銘菓をいただきました。
ありがとうございます。
●遊ばれたゲームの紹介
5本のきゅうり
みんな大好き5本のきゅうり。
「とりあえずきゅうりで」とばかりにさっくり遊べるのが良いですね。
オープン会におけるもろきゅうのような存在。それが5本のきゅうり。
こちらもさっくり遊べるカードゲームの名作・コロレット。
ある程度失点を覚悟で同色を集めていく方が得点は伸びますが、かといって集めすぎると……見た目は綺麗なんですけどね(笑)。
トーレス★今回のオススメ
災害でめちゃくちゃになった王国を再建していくゲーム。
塔の高さ×底面積が勝利点になるためゲームが進行するにつれてどんどん塔が高くなっていきます。
見た目にも楽しい素敵な陣取りゲームです。
ナインタイル
9枚のタイルをお題のとおりに並べていくパズルゲームとのこと。
オインクゲームズの新作ですね。
公式ページでみたらかなり綺麗なコンポーネントなので、写真取り忘れたのが悔やまれます……。
タイムパイレーツ★今回のオススメ
わたし大好きアラン・R・ムーンのゲーム。
ものすごくシンプルなセットコレクションに鬼ごっこの要素を追加!
プレイヤーが「1でろー」「1でるなー」「でるなら2がでろー」などと祈りはじめるのがすごく愉快です。
サフラニート
わたし大好きスパイスを集めるゲーム。
ものすごくシンプルなセットコレクションにチップを放り入れ要素を追加!
結構遊びたい方が多かったらしく、面子を変えて二度にわたって遊ばれていました。
テラ
ファウナの世界地理版。
答えを知っている人が有利なのは間違いないんですが、答えを知らない人同士で口三味線ひきあうのも楽しいんですよね。
ゲット☆スイートラブ
略してゲスラブ。公式によれば(点数的に)より良い彼女を作るゲームとのこと。
女の子に様々な属性を付加していき、最終的に誰かに告白する感じですかね。
健康的とかドジっ娘といった属性に混ざって「陰口」属性があるのがちょっとブラックですね(笑)。
わたしの世界の見方
テンデイズゲームズさんの新作。
親番プレイヤーが出したお題に沿って出されたカードの中から親番プレイヤーが1枚「お気に入り」を選ぶゲームのようです。
印象としては言葉ディクシットという感じですね。
相性が良いプレイヤーがいたり、さっぱり伝わらないプレイヤーがいたり(笑)。
わたしも今度遊んでみたいです。
スパイリウム
スパイリウムなる鉱石を使って拡大再生産していくゲーム。
見た目はシンプルながら、かなり重厚なワーカープレースメントのようですね。
ペンギンパーティ
シンプル&つらいカードゲーム。
新旧どちらの版もペンギンがかわいいのですよ。
こちらもシンプル&つらいカードゲーム。
チップがなくなりそうな時の絶望感と、うまくカードが連続した時の快感がクセになります。
デッドマンズドロー
チーキーモンキーと同系列のバーストゲーム。
対戦相手の場に出ている一番上のカードを取り除く大砲カードや次のカードを見ることができるオラクルなど、特殊能力満載な感じが今風ですね。
これもやってみたい。
ストリートファイターライバルズ
カナイセイジさんのライバルズをストリートファイターズのキャラでリメイクしたもの。
キャラクターにあわせてかなりルールも手が入っているようで、格ゲーっぽい雰囲気が出ています。
トランプトリックゲーム
名前はなんだかぼんやりしていますが、ルールを聞いてしびれました。
「最終ラウンド以外は3トリックまでしか取れない」「ラウンドごと変わる切り札」「取ったトリックが次のラウンドの手札になる」「カードに描かれた肉球の数×その色のカードの枚数が得点になる」……想像するだけでも面白そうなゲームですね。遊んでみたいです。
スペースメンカム!
常識が通用しない宇宙人の襲撃から地球を守るゲームとのことです。
ゆるっとしたキャラがかわいいですね。
アルティフィキウム
変形ドラフトをエンジンとしたリソースマネージメントのロシア製ゲームだそうです。
ボードはシンプルだけど結構本格的なゲームのようですね。
スカイアイランド
ブルームサービスを作ったA.ペリカン&A.プフィシュターの新作。
競りをしてタイルを獲得して、自分の前に配置していきます。
レビューなどを読む限り、手堅く作り込んだゲームという印象。
アートワークも綺麗なのでちょっと欲しいかも。
星をなくしたキャロライン
濃紺のマット上に星のコマを置いていき、ウサギのアクリル板で隠すチャレンジを行うゲームとのこと。
今回見た目で一番ぐっときた作品です。遊んでみたい!
スカル
チキンレースをテーマにしたブラフゲーム「髑髏と薔薇」のリメイク。
各プレイヤーは自分の手元に4枚のディスク(3枚のセーフと1枚のアウトからなる)を好きな順番で並べ、チャレンジ枚数を宣言。
もっとも多くの枚数を宣言したプレイヤーが、まず自分の手元の1枚をめくり、その後好きな順番で宣言した枚数だけディスクをめくっていきます。
1回でもアウトをめくったら失敗! 全てセーフだったなら成功!
すぐに理解できる超簡単なルールでありながら、熱い心理戦を楽しめる傑作ブラフゲーですね。
国産の正体隠匿系ゲームといえばこれ。
共通の勝利条件のために闘うシャドウ/ハンターと、個々別々の勝利条件のために闘うニュートラルが入り乱れて殴り合います。
ひとによって積極的に殴りにいく人もいれば、慎重に慎重を期す人もいて、面白いですね。
繰り返し遊んでみたいゲームです。
コヨーテ
インディアンポーカーのように自分以外のカードがみられる状況で、場全体の数字の合計を推理して宣言していくゲームです。
普通に遊んでいても「ブラフなんじゃないか?」とどんどん疑心暗鬼になっていくのがいいですね。
10人まで遊べるのも主催者的にありがたいです。
ナショナルエコノミー
Civ民の間ではスパイ経済のひととして有名なスパ帝が本格ワーカープレースメントのゲームを作った!
アグリコラで家族に食料を供給するのと同じ様にワーカーに賃金を供給するのですが、供給された賃金は「家計」ストックに入れられる点がユニークです。
プレイヤーは運営資金を確保するためにカフェ等の施設を使って、家計にストックされたお金を移すのですが、そもそも家計ストックにお金がなければそうした施設を使うことができないのです!
カツカツ、苦しい、でも滅茶苦茶面白い! と評判のゲーム。わたしも早く遊んでみたい!
ベストフレンズS
「わたしの世界の見方」と同じように毎回1人が出題者となってお題をだし、他全員から回答を出してもらい評価するゲームです。
コンポーネントのピクセルスレートがいいですね。
ギフトトラップ
こちらもコミュニケーションゲームよりな作品。
場に出ているプレゼントから「欲しいプレゼント」「欲しくないプレゼント」を選んでいき、あげ上手・もらい上手になろうというゲームです。
ちょっと収束性に難がある点が気になりますが「これなら絶対にいける!」と思ったプレゼントが相手にはまったく嬉しくないプレゼントだったりすると(本人はしょんぼりですが周りは)盛り上がるんですよね。
アクションゲームのフィールドのような盤面をみながら、障害物に当たらないように(アイテムをうまく取れるように)透明な板にペンを入れていくゲームです。
すぐに理解できるルールで、最大瞬間風速が大きいゲームなのでオープン会向きかもしれませんね。
ダイスリグレット
最大瞬間風速の大きさではこちらも負けていない。
6色のサイコロを振って、盤面にリアルタイムで置いていく。
各色1から順にしかだすことができないため、振り直すか、誰かが1つ前の目を埋めるまで待つか。
一瞬の判断が試されるゲームです。
村の人生のブラント夫妻、こんなゲームも作ってるんですね……
なにげに魔王では初めてのカタン!
毎手番2つのダイスを振り、目に応じて資源を獲得し、村や都市を作っていきます。
重要なのは目に応じて全員に資源が入るということと、手番プレイヤーには交渉権があり他プレイヤーと任意の資源を交換できるということですね。
久々に遊びましたがやはり抜群に面白いゲームです。
パンデミックキュア
協力ゲームの金字塔・パンデミックのダイス版。
パンデミックよりもセットアップが簡単なのでわたしはこちらの方が好きです。
オロンゴ
イースター島の民となってモアイをエレクチオンさせていくゲーム。
握り競りをひたすら繰り返してその結果で陣取りしていくのですが、握り競りの処理が面白いです(そしてちょっとややこしい)。
1位の人は貝殻を払って3マス取れるのに対し、2位の人は無償で2マス取れ、3位以下の人はやはり無償で1マス取れます。
まったく握らなかった人はマスを取ることはできませんが、ストックにある貝殻を全て取ることができます。
攻める時と攻めないときの見極めが重要と言えます。
貝殻が転がりやすい点を除けばよくできたゲームなのではないでしょうか。
ゾフィンズー
わたし大好きな食物連鎖テーマの貧民。
ゲームの展開次第で食物連鎖において上位にある種族が必ずしも有効なカードではなくなる点が面白いですね。
最初はもやっとするかもしれませんが、是非二回は遊んでみてください。
7wonders デュエル
対戦版7wonders。
資源がカツカツと評判ですが、なかなか面白いようですね。
わたしも遊んでみたいです。
クリーチャークラッシュ
ぼくのかんがえたさいきょうクリーチャー同士で殴り合うゲームのようです。
ゆるい感じの絵ですけど、実物を想像すると結構グロいかも。
PSソフトの「パペットピロミーズー」を思い出します(ググるな危険)。
ブルームサービス
わたし大好き魔女の宅○便。
「考えたらきりがないけど考えてもどうにもならない!」とはプレイされていた方の言ですが、本当にそうですよね……。
カードの選択以上に、カードを出す順番を意識しないとなかなか思ったようにはプレイできない辺りも苦しいんですが、うまく強気なアクションが決まると嬉しいんですよね。
今回は以上です。
次回もまたよろしくお願いします!