第4回静岡県中部ボードゲーム会『魔王』を開催しました
運営に協力してくれた皆様、参加してくれた皆様、どうもありがとうございました。
●開催日時
平成27年4月25日(土)13:00〜20:15
●会場
藤枝市文化センター3F 第2学習室
藤枝市駅前2−1−5
●参加者(敬称略)
- やんまぁ(@yama_etsu_jpn)
- おおしま
- しゅー
- マーリン
- タナコウ
- kgw(@kgwt0)
- しゅだっち(@syudacchi )
- ぷよのひと
- ゆん
- IKE
- じんたろう
- いいともさんの友達1
- ike_Dai(@ike_dai2887)
- black(@pk_blackstorm)
- ハリマオ(@HALIMAO1974)
- borge4(@borge4)
- イワイシ(@tomorockstone)
- 朱里(@Shuri55)
- 谷町悠之介(@Y_Tanimachi)
- シダマ(@shidama34)
- 今 真夏(@wakasayamax)
- いいとも(@etomo_omotii )
- Tetsuo(てつお♀)(@TetsuoSara)
- mikio(主催者 @mikio_at_ikarum)
●雑感
第4回は24名が参加し、盛況のうちに終了しました。
今回目を引いたのはblackさんが持ち込んだビッグジェンガですね。
1メートルを超す巨大な塔は圧巻のひとこと。
パーツを取り外す度に歓声があがっていました。
戦略的なゲームでは、サムライ、キングダムビルダー、ドミニオン、宝石の煌めき、開拓王など30分〜60分程度の比較的短めなものが多く遊ばれていた印象です。
その中で、イワイシさんが持ち込んだアウトドアサバイバルテラミスティカはひときわ異彩を放っていましたね。
コミュニケーションゲームでは、魔王では定番となっているテレストレーションにくわえて、新作のマタンガ! も遊ばれていました。
ルールを確認しましたけど、なかなか陽気なゲームですね……(笑)。
わたし自身は、念願のパッチワークを二回も遊ぶことができました。
八時十五分に閉会の挨拶をしてからのお片付け。
今回も参加者のみなさんの協力のおかげで迅速に撤収完了できました(ありがとうございます)。
●ボードゲーム置き場の様子
今回も机4台分の置き場を用意しました。
なんと、最近話題のダイスゲームも複数持ち込まれましたよ!
●お土産の紹介
イワイシさんから紅白のイチゴ大福をいただきました。イワイシさん素晴らしい。
谷町さん&朱里さんから、最中入りのスープという珍しいお土産をいただきました。
翌朝いただきました。おいしかったですよ。
今真夏さんからのいただきもの。もちもちしておいしかったです。
blackさんからは大福をいただきました。会場でももりもり食べてましたね。
こちらもblackさんの種子島のお土産。
みなさん、ありがとうございました。
●遊ばれたゲームの紹介
ビッグジェンガ
blackさん持ち込みのビッグジェンガ。
床に敷いたシートが1枚90センチ四方なので、かなりの大きさなですよね。これが崩れると……
こうなります。
(もう少しシートを用意しておけばよかった……)
デッキ構築ゲームのパイオニアといえばこのゲーム、ドミニオン。
サプライによって勝ち筋が変わるのが楽しいですよね。
実は魔王で遊ばれるのははじめてだったりします。
キングオブトーキョー
大怪獣となって、東京で大暴れするんは男の子のロマンですよね。
サイコロをたくさん振って他プレイヤーと殴り合うゲームなのですが、殴る対象がルール上制限されているので、気軽にポカポカやれるゲームですね。
お買い物要素もあって、自分の大怪獣を強くできるあたりも楽しいです。
写真ではマーズアタック的というか宇宙戦争的な何かが東京の王となっていますね……
アウトドアサバイバル
県外から起こしいただいたイワイシさんの持ち込みゲーム。かなりのレアゲーとのことです。
アヴァロンヒル社の作品だけあって、いかにもウォーゲーム風な美しいヘックスマップですね。
はい。
プレイヤーはしかし漂流者(ドリフ)なのです。
厳しい大自然の中で生き残り、かつ脱出しなければならない。
そのためにどうするか。
手番が来たらサイコロを二つ振るのです。
というか、手番が来たらサイコロを二つ振る以外のことはできないと言った方が良いらしく……
30分ほどで漂流者全員が荒野に死骸をさらすことになったそうで。
さすがはボードゲームギークのランキング10,768位/10,810位だけのことはある……
「これはイワイシさん残念タグの出番かな」
「イワイシさんのインストはおもしろかった」
「イワイシさんは頑張ったと思う」
現場からは以上です!
黒猫のタロット
写真はなし。
タロットを用いたカード当てのゲームで、自分の手札を手がかりに、相手の手札を予想して宣言。
宣言された数字を持っている人は場に裏向きで出す。
手札がなくなったら負け抜けというゲームだそうです。
推理力だけでなく、記憶力もかなり問われるとのこと。
好みの絵柄のタロットカードでやると楽しそうですね。
県外勢のkgwさんお気に入りゲームですね。
古代文明の発展をテーマにした拡大再生産要素のある競りゲーだそうです。
見た目は結構ヘビーゲーム風なのですが、今回も60分くらいで終わっていましたし、案外敷居は低いのかも?
でも、最終ラウンドで近くを立ち寄ったところ「災害が発生したので人口を半減させてください」という声が聞こえてきたので、結構物騒なゲームなのかも(笑)。
パッチワーク(★今回のオススメ)
ハリマオさんが持ち込まれたウヴェ・ローゼンベルグの二人専用ゲーム。
ずっと遊んでみたかったので、朱里さんのインストで遊ばせてもらいました。
円環状に並べたタイルを個人ボードに配置していくパズルライクなゲームですね。
テーベのようなタイムトラックを採用しているため、時間をやりくりして「ずっと俺のターン!」をやるのが楽しいですね。
運要素がまったくないのが玉に瑕ですが、夫婦や恋人同士で遊ぶにも適した二人専用ゲームの傑作なのではないでしょうか。
あまりに面白かったので、後で遅れてきたTetsuoを誘って二戦目をやりました。
マタンガ!
ランダムに並んだ1〜60の数字を順番にチェックしていくゲーム。
ただし、チェックできるのは一人だけ。
残りのプレイヤーは「鉛筆」のマークがでるまで、サイコロをひたすらふりつづけるだけ。
うまく「鉛筆」のマークが出たら「マタンガ!」と叫んで、鉛筆を奪う(笑)。
かなり陽気なテイストのゲームのようですね。
ちょっと遊んでみたいかも……。
写真はなし。
ここ2回、連続で遊ばれているリアルタイム系のカードゲームです。
脱落してからも幽霊となってあれこれやれるのが楽しそうですね。
ロストレガシー
ラブレターのシステムに遺跡当ての要素を加えたゲームですね。
でも、わたしが遊ぶといつも途中で脱落することに……しょんぼりずむ。
しゅだっちさん持ち込みゲームその1。
ノッティンガムの商人となって、清く正しい商売を行うゲーム。
ただし、プレイヤーのうちひとりは(交代で)シェリフとなって、他のプレイヤーがちゃんと清く正しい商売をしているかどうかを見張ります。具体的にはプレイヤーひとりを選んで、申告したとおりの品物を市場に持ち込んでいるかどうかのチェックを行います。清く正しい商売をしているなら問題ありませんが、まかりまちがってご禁制の品が含まれてると……
「お代官様、こちらは黄金色の最中でございます」
「うむ、くるしゅうない!」
なぜか時代劇調で遊ばれていて、みなさん大盛り上がりでした(笑)。
サムライ
魔王では定番ゲームのひとつとなっているサムライ。
今さんがずっと遊びたくて遊べなかったということで、卓を立てることに。
青のプレイヤーがすごい勢いで江戸城を包囲していますね(笑)。
TUK TUK TAXI
イワイシさん持ち込みゲームその2。
タクシーにより多くの客を乗せて目的地まで向かうゲームです。
プレイヤーはタクシーの運転手となって、町に点在する客を乗せて、目的地まで向かいます。
その目的地というのが、何故か自分の事務所。
「なんで事務所に連れてくんだよ!」とまずひとわらい。
タクシーをどうやって動かすかと言うと、ふつうの6面ダイス。
アウトドアサバイバル勢から「やっぱりダイス振るのかよ!」とふたわらい(怒号?)。
しかし、サイコロを振る前にやることがあるのです。
それがタイル引き。ほとんどが妨害効果を発揮する道路標識(?)で、これをボード上に配置していきます。
なので、ちょっとでも有利になったプレイヤーのまわりには一時停止や進入禁止、一方通行などが山と置かれます。
そのほか、乗客コマの個数や配点にも問題があり、わたしをふくめて「もっと細かいルールの調整でやりようがあったんじゃないか……」と首を捻りながらのプレイ。しかし完全に勝敗が確定し、消化試合となってしまったあとも、きちんとルール通り最後までやりきったのは、参加者のみなさんの紳士淑女ぶりを示しているのではないでしょうか。
楽しいのはボードゲームではない。楽しい仲間と一緒にボードゲームで遊んだこの時間なんだ!
チーキーモンキー
気を取り直して、クニツィアさんのお気軽バーストゲーム。
やることはおさるのぬいぐるみから、チップを引いていくだけなのですが、そこは巨匠クニツィアさん。運だけではないのです。
確率を根拠としたジレンマがあり、戦略があるのです。
一回だけじゃなく、二回三回と繰り返し遊びたくなる魅力的なゲームですよね。
髑髏と薔薇
思い切りの良さが試されるブラフゲームの傑作、髑髏と薔薇。
チャレンジに成功したときの快感がくせになります。
チケットトゥライド・ヨーロッパ
アラン・ムーンの傑作シリーズのひとつ。
アメリカマップよりもマップにメリハリがあるのでかえって遊びやすいのではないかと思っています。
ゴキブリポーカー
こちらもブラフゲームの傑作。
魔王ではすっかり定番ゲームになっていますね。
シカゴ証券取引所
先物取引がテーマのゲームのようですね。
プレイ時間、コンポーネントとも軽めのゲームの割に結構悩みどころがあるとのことでした。
キングダムビルダー
ドミニオンの作者が作った陣取りボードゲーム。
ボードと得点の条件がランダムなので、毎回攻略法が違います。
四プレイ推奨だけど、個人的にはドミニオンよりお気に入り。
今回は得点の条件に「商人」があるので、施設同士がコマでつながっていてにぎやかですね。
テラミスティカ
多数の異種族が住まう土地で、自分の種族の勢力を拡大していくゲーム。
ワーカープレースメントでもあり陣取りでもありリソースマネージメントあり種族ごとの特殊能力ありとともかく要素盛りだくさんのヘビーゲーム!
とは言えプレイヤー同士で直接殴り合うゲームではないので、意外と遊びやすいかも?
イワイシさんの1時間におよぶナイスなインストの後、三時間にわたって熱戦を繰り広げていました。ここにきて、イワイシさん、面目躍如。
ルーム25
5×5マスのルームからの脱出をテーマにしたゲーム。
基本的にプレイヤー同士協力していくのですが、プレイヤーの中に裏切り者がいる可能性も……
映画のCUBEから着想を得たゲームということなので、CUBEファンにお勧めの一作です。
ファイア&アックス
しゅだっちさん持ち込みゲームその2。
綺麗に塗装されたヴァイキングや都市のコマが相変わらず素敵ですね(通常の製品は塗装されてませんのでご注意を)。
ヴァイキングの首領となって、ヨーロッパ各地で交易や侵略、入植をします。
見た感じ重たそうなゲームですが、ダイス解決が多く結構遊びやすいのでは? と思ったり。
ごいた
放課後さいころ倶楽部で取り上げられた伝統ゲームですね。
写真は麻雀牌のような牌をつかう“ごい牌”です。
宝石の煌めき
昨年度のSDY候補作の一角となったセットコレクションのゲーム。
ルールがシンプルというか切れ味よすぎて、とてつもなく悩ましいゲームに仕上がっているんですよね。
くだものあつめ(★今回のオススメ)
伝統ゲームのマンカラをベースにした国内初のゲーム。
うまく種の配置をコントロールして、手番を連続できると良い感じですね。
くだもので役をつくるという第二版にも手を出してみたいです。
テレストレーション
このところ魔王で大人気のパーティーゲーム。
絵の上手い下手よりも伝わる絵を描くことが大事なのです。
Time Bomb
テロリストがしかけた爆弾の解除をテーマにした協力&裏切りゲームとのこと。
軽いゲームで、何度か遊ばれていたようです。
アルパカパカパカ
アルパカの首をながーくするゲーム。
セットコレクションのゲームとしてはかなり軽めです。
ワンナイト人狼
人狼をたった1晩に凝縮した国内発のゲーム。
ちゃんと推理できるところがスゴイですね。
Go Stop
シンプルなバッティングのゲーム。
この手のゲームは出てくるカード1枚1枚に一喜一憂しますよね。
以上、今回は29個のゲームが遊ばれました。